きりえきれい

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ZINEを作る編集作業がブラック企業だった件 【阪大おもしろ授業レポ #3】

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「私は授業をしませんので、あとは各自で頑張ってください」

 

 

「(*^_^*)」

 

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阪大の選りすぐりのおもしろ授業を紹介していくコーナーです!

大学の授業は大講義室で席に座って先生の話を聞くだけ、、、と思われがちですが、意外とそうでもなかったりします。

阪大には思い出に残るようなおもしろ授業がたくさん眠っています。その魅力をたっぷりとお伝えしていきます。

 

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前回の グランフロントでピザを食べながら映画を見る授業 【阪大おもしろ授業レポ #2】 に引き続き3記事目は  ZINEを発行する   をお届けします。

 

 

編集がブラックとは……普通の授業で何が起こったのでしょうか……? それではスタート!

 

 

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ZINEを発行する

さて、今回は簡単に言うとものづくりの授業です。自分たちで好きなものを作る授業です。

 

 

で、その作るものがZINEと呼ばれるもの、これでこの授業のレポートの半分は終わったと言っても過言ではないでしょう。

 

 

……といって終わらせるわけにはいかないので、この授業の壮絶な苦労を順に語っていきたいと思います。

 

 

まず、ZINEとは何か、ご存じでしょうか。読み方は「ジン」です。決して「ザイン」ではありません。LINEの感覚では読まないでくださいね。

 

 

そのZINEとは、個人で作る自由な読み物、制作物、という位置づけです。まあ、同人誌的なもの、と言ってしまった方が分かりやすいでしょうか。

 

 

その内容は小説やエッセー、写真集めました、的なものから個人の絵などとにかくなんでもあり、なのが特徴です。

 

 

元々利益を重視する出版社を通すわけではないので、内容も自由なものが多く、作り手の思いが前面に出るのも特徴です。

 

 

そのため自己表現方法の一種として使われることが多いとのことです。自分の秘めたる思いを表現するためにZINEを使う、という考え方でおおむね間違っていないかと思います。

 

 

そして、その授業はそのZINEを自分たちで作ろう、という内容なのです。相変わらず自由な授業が多いですね。

 

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最初で最後の授業的なもの

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そしておそらく最初で最後の授業的なものが始まりました。

 

 

今回はグループで一つのZINEを製作する、ということで、各自自分の興味を述べていきます。

 

 

私はアートとか建築とかそういうものに興味があったので、写真とかイラストとかでオシャレな感じなZINEが作りたいな、と思っていました。

 

 

受講生は10人強。1グループ3~4人ずつになって製作を進めていきます。

 

 

「私は授業をしませんので、あとは各自で頑張ってください」

 

「(*^_^*)」

 

「この授業がある時間はこの教室にいるので、もし困ったことがあったら来てくださいね~」

 

 

こうして最初で最後の授業が終了したのでした。

 

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ルール

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以下、この授業でZINEを作るときのルールです。

 

完成したZINEを提出することで成績認定とする

・費用は55000円程度。各グループ50~100部を準備すること

・各グループ都合のいい時間に集まってZINE製作や会議を行う

・本来のこの授業がある時間には教室に集まる必要はない

・会議ごとに報告書を提出する

・大学の費用で作るので、製作したZINEは販売しない。無料配布のみ

 

このルールに則ってさえいれば何をしてもよいのです。内容を自由、作り方も自由。

 

 

ただ、去年は提出日をオーバーするグループも多かったのでスケジュールを各自で管理することが重要な課題になりそうです。

 

 

また、55000円という大学から用意いただいた資金を自分たちの判断で使っていいと言うのも魅力的です。

 

 

基本的には業者に製本作業をお願いするときにあてますが、交通費、誰かにインタビューをお願いしたときのお礼として使ってもよいとのことです。

 

 

基本的には立て替え払いになるので、領収書などを適切に管理する、といった諸々の手続きをする、ということもこの授業の課題になっているようでした。

 

 

さて、ここから各グループでの作業がはじまります。

 

 

つまり、これ以降自分のグループ以外の人とは一切顔を合わせることがないのでした。

 

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方針決め

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私の希望だったアート系のZINEの考え方に共感を持ってくれた方々のグループだったので、その方針で進めていきます。

 

 

私は絵を描くことは出来ないので、自分がキレイだな~と思った写真とかを中心に載せていくことにしました。

 

 

一人、絵が得意、という方がいたのでその方には絵を描いてもらって載せてもらうことになりました。

 

 

基本的には写真、絵+文章という構成でZINEを埋めよう、という方針になりました。

 

 

後から分かったことですが、絵や写真を大量に使ったグループは私たちの所だけで、他のグループは文章中心、ということでした。

 

 

うまい具合に違うものができる、ということで完成品にも期待が持てそうです。

 

素材集め

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こういう作業を始めるとたいていはなかなかうまく進まないものです。

 

 

各グループ様々な問題を抱えながら毎日が無情にも流れていきます。

 

 

私のグループは単純に素材が集まらない、という問題がありました。

 

 

私もいろいろなところに出歩いて写真を撮影しましたが、なかなか思うようなものも集まらず、難航します。

 

 

他の方も製作が進まない、他の予定が詰まっている、などの理由で思ったように進行していないようでした。

 

 

さて、地道ながらもそんな作業も進み、提出の1ヶ月ほど前になりました。

 

 

ようやく素材もそれなりに集まって、いよいよ製本を依頼する製本業者を決めていきます。

 

 

製本も色やデザイン、紙の手触りや大きさなどあらゆる要素から自由に選択することができるので、悩みます。

 

 

予算にも限りがあるので、目標の50部以上を作れるようなページ数で写真や絵が十分に載る大きさ、となるとなかなか決めるのが大変です。

 

 

結果的に一つに業者を絞って、ページ数を確定。ここから各自自分が担当する部分の編集作業を行います。

 

 

ここからが地獄の始まりでした。

 

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編集作業

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編集の作業はいくらでも方法があります。

 

 

簡単なものだとWordに写真をはっつけて文章を載せてPDFにする、というものですが、さまざまなデザインの工夫をしようと思うとやはりillustratorを使うと便利です。

 

 

以前機会があってillustratorのソフトは購入していたので、それを使って編集を進めていったのですが、、、

 

 

「めっちゃ疲れるっっっ!!!」

 

 

そこまで本格的にいじったこともなかったので、編集は難航します。

 

 

いろんなサイトで勉強しながらなんとか自分の部分を形にしていきます。

 

 

このときにillustratorを触っておいたので、自分でアイコンなどをつくれるようになりました。Twitterのアイコンも自分で作ったものです。よかったら見てください。

 

 

さて、自分の部分が編集できても終わりではありません。

 

 

当然業者に製本を依頼するときには一つのデータとして送る必要があるので、高品質な編集ができるillustratorをもっている、という理由だけで私が最終編集作業を行うことになりました。

 

 

提出日は学期の終わり頃です。その頃には何があるか、、、テストとレポートです。

 

 

テスト勉強をし、レポートを書く、という使命に駆られながらも納期が迫っているZINEの製作を優先して編集を進めていきます。

 

 

ページ数の調整が必要、上手に見開きにならない、表紙の付け足し、業者に依頼するときに依頼書、領収書の手配などそのあたりのことをやっていたら土日がすべて溶けました。

 

 

テスト、レポート、もう知らん。ブラックな授業ですわ。

 

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完成品とご対面

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ただ、苦労の分だけうれしいことがあるわけで……そう、完成品を見る瞬間です。

 

 

業者に製本を依頼したZINEは大学に送ってもらったので、先生から段ボール箱を受け取ります。



そして、箱を開けると……苦労の結晶が表れたのでした。素人が作ったものでありながら結構なレベルです。

 

 

一応、完成品は受講生全員で読んで感想を言いましょう、ということだったので、参加している皆さんにも見てもらいました。

 

 

見た目が華やかだったので、結構評判も良かったです。

 

 

ブラックでしたが、その分目に見える形で還元されるので、達成感があります。

 

 

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後処理 清算

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完成したZINEは無事提出したので、これで終了、、、なのですが、まだやるべきことがあります。

 

 

お金の管理です。

 

 

大学から支給された55000円を受け取らなければなりません。

 

 

業者から領収書、納品書、請求書、この3点を取り寄せ、先生からお金を受け取ります。

 

 

これで晴れて終了となりました。

 

 

社会に出てもお金の管理は頻繁にあります。責任ある行動なので、ここで経験を積んでほしい、という先生の思いも無事受けとり、忙しかった半年間が幕を閉めたのでした。

 

 

……もうやらん。

 

 

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