「study plus って知ってる?」
「なにそれ! やってみよー」
ここからサクセスストーリが始まりました。
study plusを使ったことがある方はいるでしょうか?
知らない方のために簡単に説明をしておくと、勉強の記録をつけることができるアプリです。
無料で使えて、SNSの機能も付いているので、友達と勉強時間を競い合ったり、同じ目標の人を見つけて励ましあったりと、勉強を楽しくできる画期的なアプリです。
こちらにリンクを張っておきますね https://www.studyplus.jp/
さて、前置きはこれくらいにして、いつもは勉強のノウハウやセルフマネジメント、阪大外語攻略(←一応これがメインだった)を紹介しているのですが、今回は私が高校生だったときの話を紹介します。
少しでも勉強のモチベーションアップにつながればと思っています。
目次
悲惨な成績の高校一年
私が通っていた高校はいわゆる進学校でした。
そのため、周りの人にも頭のいい人が多く、授業も進度が速かったです。
私は高校で部活に入っていたのですが、その部活もなかなか活動量が多くて、平日は朝練と夕方の練習が毎日、土曜日は午後から練習、とレベルの高い勉強と両立するのはとても大変でした。
私はもともとその部活に入りたい、というのが目的で進学したため、勉強のほうはおろそかにしていました。
忘れもしない最初のテストの順位……400人中 345位
私は入学早々、心が折れそうでした。
私の部活には同級生が25人ほどいたのですが、成績が良い人が少数いるものの、ほとんどが不満足な結果に終わってしまったようでした。
勉強しようにも部活が忙しいから、、、なんてことを言い訳にしながら勉強から逃げていた一面もありました。
自分の中では必死で勉強してみたものの、高校一年生での最高順位は400人中207位
半分の壁は超えられませんでした。
study plusにであってから
なにか勉強を面白くできる工夫はないか、そう考えながらスマホでいろいろ調べていました。
そんな一年生の春休みに見つけたのがstudy plusでした。
これなら勉強できるかも。そう思って、今までよりも一生懸命勉強に励むようになりました。
実際に春休み明けに合ったテストでは成績が少し上がりました。
勉強の輪が広がる
ほんの少しだけ勉強に自信を持った私はstudy plusを友人に紹介しました。
「study plus って知ってる?」
「なにそれ! やってみよー」
最初は仲が良かった友人5人ほどに紹介しました。するとすぐさま友人はアプリに飛びつき、勉強を始めたのでした。
「いいねーあのアプリ」
「記録するのが楽しくて夢中で勉強しちゃった」
と友人からも好評でした。
しばらくして、同じ学年の部員全員にstudy plusが広がっていきました。
冒頭でも説明した通り、study plusにはSNSの機能がついているので、友達を登録することができます。
部活のLINEで「〇〇のアカウントから部員全員の登録していってー」
というような大規模なものに発展、部活の中では男子も女子もみんなstudy plusで記録をつけはじめるようになりました。
成績底上げプロジェクトが始動
もとより、私が入っていた部活の人の成績はお世辞にもいいとは言えませんでした。
周りからは、あの部活は練習ばっかしてて勉強を全然していない、なんてことを言われたりもしました。
そんなある日、私の友人の一人が言い出したのです。
「みんなで成績を上げてうちの部活が馬鹿にされないようにしよう」
ここから、成績底上げの計画が始まりました。
第一弾 前回の順位を上回る
成績を底上げする、といっても個人でかなり差がありました。また、文系理系もわかれていたので、統一した基準を設けるのが難しい状況でした。
そこで考え出されたのは
「自分の過去最高順位をとる」
というものでした。
この計画はすぐに部活のLINEグループで共有され、それぞれが目標を言い合ました。
そして、二年生最初の中間テストの成績が返されたとき、LINEで報告会が始まりました。
「成績めっちゃあがったー」
「あと少し足りなかったー」(←学年30位くらいの頭いい人)
「最高は無理だったけど前よりはあがった」
実際私を含め、多くの人が過去最高順位をとることに成功しました。
私は……400人中 51位でした。
部活のみんなで協力した結果、確実にいい方向に向かっていきました。
第二弾 指定順位をとる
成績底上げ計画の自称監督を名乗る友人が次は、、、と言ってそれぞれに次のテストの目標順位を指定してきました。
私に課された目標は30位……さすがにそれは無理だろう、、、とは思いながらも、みんなと一緒に頑張れるなら、と必死になって勉強しました。
結果として、30位をとることはできませんでした。
それでも、このころから私はクラスの中でも「頭がいい人」に数えられるようになった、、、気がします。
部活でも全体の成績は着実に上がっていきました。
みんなで協力すれば、成績も上がるのか、、、と思った瞬間でした。
受験生突入
時は流れて、高校三年生、受験生です。
部活はまだ続いていて、さすがに前のように目標順位を決めて、、、という取り組みはなくなってしまいましたが、全員がそれぞれの目標をもって、受験生を迎えることができました。
もしもstudy plusを布教していなかったら今頃もっと堕落していたでしょう。
私も毎日10時間勉強することが当たり前の生活になりました。
みんなが一緒に頑張ってくれるから、みんなで競い合えたから今の私がある、そう思えました。
部活を引退してから、私はstudy plusをやめました。勉強の習慣が身についた今、記録をつける時間までもがもったいないと感じるようになったからです。
苦しい受験勉強も一緒に頑張った部活の仲間とともに取り組みました。
あの時まじめに自分に向き合ったから、第一志望を目指して勉強できた、という人もいました。
私は第一志望だった大阪大学に合格しました。
部員の中には合格した人もいれば、失敗してしまった人もいました。
でも、あの時頑張れたからこそ、今ももうすぐ、本当にもうすぐやってくる二度目の受験に向けて必死になって勉強していると思います。
頑張って健気に勉強に励む人の力になりたい、その一心で私も勉強のノウハウを記事にする、という生活を送っています。
長々とありがとうございました! 感想、コメントなどありましたら、お気軽にお書きください。
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